野鳥記録簿 「オンコ」 (2006.09.13)


イチイの木、北海道では「オンコ」という。

オンコの実の果肉はとても甘〜くて、子供のころに結構食べた記憶がある。

もちろん野鳥たちにも大好評で、実が熟すとたくさんの野鳥がやって来る。

ヒマワリ大好きのシメでさえ、エサ台のヒマワリをシカトしてオンコの実にご執心だ。

しか〜し、このオンコの実、中心にある種には毒がある。
人間の中毒死事例まであるクセモノなのだ。

子供の時には毒のことなどまったく知らされなかったけど、種はちゃんと吐き出してたな。 まったく、あぶねーなぁ!
ちゃんと親は言い聞かせとけっつーの!

ちなみに葉っぱにも同じ毒があるのだが、昔は民間療法で心臓の薬として使われていたらしい。 とは言え、なんか綱渡り成分らしいので素人にはオススメできない、つーか食べちゃダメ!

さて、野鳥はどう食べているかと言うと、すずめ、ヤマガラなどは果肉の部分だけを食べて種は捨てている。

ところが、ヒヨドリやコムクドリは種ごと丸飲みなのだ。
特にヒヨドリの食いっぷりは凄まじい。
「パクッ!ゴクッ!パクッ!ゴクッ!パクッ!ゴクッ!」
瞬時に5,6個飲み込んで飛んで行く。

「おいっ、大丈夫か?」 と思うけど、おそらく種は消化されずに排出されるのだろう。

最大の謎はシメだ。 パクッと食べると同時にバリッと種を割る音が聞こえる。 確実に毒が回ると思うのだが、平気なんだよなぁ〜コレが・・・。 


9月に入ってから、「キョロキョロ!キョッ!キョッ!」 とか鳴きながら、地面をテッテケテーと走る謎の鳥が来ている。

動きが速すぎて双眼鏡でも追い切れなかったのだが、鳴き方とシルエットからアカハラだろうと思っていた。

今朝、やっとこさ双眼鏡で捕捉できたのだが、どうやらアカハラの幼鳥らしい。

シメチユのようにお腹にまだら模様がある。 写真撮りてー!

− 10/4追記 −

アカハラの幼鳥だと思ってたが、いつまでたってもお腹が赤くならないし、まだら模様もとれないし、徐々に頭と背中が黒くなって来たし・・・。

アレ? クロツグミに似てきたぞ? つーか、もろクロツグミじゃねーか! 幼鳥の判別は難しい〜!

− おわり −